ピュアオーディオスピーカー試聴レビュー

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KENWOOD 700C(TRIO 700C)購入








TRIOが1974年に発売したプリアンプ。
国内向けがTRIO 700Cで海外向けはKENWOOD 700Cのはずだが、この筐体は前面がKENWOODブランドのパネルで裏面ラベルがTRIO 700Cの国内向け100V仕様なので珍しい。

長い間使用しているROTEL RC-1070に比べると艶が少ないが、鮮度が良くやや乾いた非常に明るい音色で、キレの良さを感じる。
中高域がクリアで透き通る美しさを持ち、かつ音の響きに優れている。
音に張りが有り、細かい音もよく聴こえる。
CDを聴いてもレコードを聴いても同様の音色。
特別高級なフィルムコンデンサを使用してメンテナンスされた訳では無いけれど、今の自分が探していた音がする。

ちなみに、ボリュームが多接点アッテネータの為、単体での細やかな音量調整が難しいので、パワーアンプ側のボリュームと組み合わせて調整すると良い。
なお、小音量でも音痩せが少ないのは、多接点アッテネータだからだろうか。
幾分もっさりしている音色だが、低域が豊かで力強く艶の有るDENON POA-3000に合わせるのが良かった。
また、シングルエンドA級動作のヘッドホンアンプを持ちヘッドホン出力の音が極めて良い。

44年前の装置なので当然メンテナンス済みだが、海外のフォーラムを読むとコスト削減の為に使用されたと思われる信号経路上の電解コンデンサを全てフィルムコンデンサに交換すると設計者が意図した真の姿になるらしい。

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DENON POA-3000購入






少し前に購入した純A級アンプのPIONEER M-22が非凡な表現力を魅せるので、A級アンプだから優れているのかを確かめたくなって、オーディオショップでのメンテナンス暦があるDENON POA-3000を購入した。
フルレストアしたPIONEER M-22を譲ってくれた方がDENON POA-3000もフルレストアされていたので、故障したら修理に出せばいいやと安易に考えたのもある。

DENON POA-3000のレビューは以下のとおり。
1979年に発売されたDENONの名機。
暖色で優しく、穏やかで有機的な音色。
一聴して音色の温度感がSANSUI AU-D907Fに良く似ていると感じた。
A級アンプらしく音素が細かく、芯を持つのにエッジに柔らか味が有りしなやか。
倍音表現にも優れ、響きが良い。
低域が特徴的で力強さと量感の豊かさが魅力。
中域の密度が高く、高域は少し煌く。
やや音素の境界に曖昧さがあるが、グラデーションが美しい。
PIONEER M-22よりDENON POA-3000の方が音素の拡がりが良好で、S/Nも僅かに高く無音が音になる静けさを持つ。
解像度や表現力はPIONEER M-22の方が上なのは、フルレストアしているからかも。
なお、現代の同グレードのアンプに比べると解像度に劣ると思われる。
PIONEER M-22とは異なる方向性の音だが、このアンプもまた同様に惚れ惚れする音色がする。
やはりA級アンプは音素が細かい上に良質の響きを持っていて、自分の好みに合う。

パワーアンプ直結だとフラット過ぎて表情が乏しくなり面白みが無いので、好みの音色を持つプリアンプを入れた方がこのアンプのバランスの良さ、基本性能の良さが一層映えるだろう。

但し、有信号時の消費電力が730Wで全くエコではない。
長時間使用しているとヒートシンクから暫し「カキン!」と膨張音がする。
ちなみに筐体はDENON POA-3000も相当高温を発するが、PIONEER M-22の方が熱くなる。
それから重量が35kg以上あるので、移動させるのが辛い。

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ルミナス メタルラック購入


通常の木製ラック2台では収納出来ないほどに古いオーディオ機器が増えてしまったので、新居への引越しを契機にLuminous Slimシリーズのメタルラックを購入した。
棚板1枚あたり135kgまで搭載可能。
※全体ではアジャスター装着時に500kg搭載可能。
突っ張りポールにより耐震面にも優れる。
ただし、20kgを超える機器を載せると棚板がたわむ傾向にあるので、耐荷重が棚板1枚あたり250kgのルミナスレギュラーの方が更に良かったかも。
なお、棚板の上に木材のプレート(※薄めの合板で可)を敷いておくと負荷を分散でき、たわみを防止できる。
安価で設置も簡単な上、2.5cm間隔で棚板の取付が可能なので、利便性に優れている。

取り敢えず、追加の棚板を合わせて8段構成にしたが、自分の環境では10段以上も可能なので、もう少し機材を増やして大丈夫だろう。
本来オーディオラック向きではないけれど、置く場所が無いから買わないと云う制約を開放してくれる貴重なラックだと思う。


※棚板(幅61×奥行き46cm)

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SONY SS-G4入手


サブシステムはTRIO LS-202ばかりを使用していて、低域の量感の物足りなさからSONY SS-G3の使用頻度が著しく低下していたので、SONY SS-G4を購入した。
密閉型のSONY SS-G3に比べるとバスレフ型のSONY SS-G4は低域の量感が稼げ、スケール感が向上する。
高域の分解能もSONY SS-G4が勝る。
一方でSONY SS-G3は筐体の大きさの割り低域の量感に欠けるが、小型ブックシェルフを鳴らしているかの如きまとまりの良さがある。
また密閉型のSONY SS-G3の方が低域の階層表現力に分がある。
総合的に勘案するとSS-G4の方が評価が高いのも頷ける。

TRIO LS-202とSONY SS-G4を比較すると、全域に渡り乾いた音色のTRIO LS-202と中域がやや湿っていて若干太く、甘さのあるSONY-SS-G4では狙いが大きく異なっている為、どちらが良いかは好みによるところが大きいだろう。
抜けの良さ、見通しの良さはTRIO LS-202が上、中域の張り出し、高域の歪みの少なさはSONY SS-G4が上。

狭い部屋に置くスピーカーとしては、25cmウーファーが丁度良く、高解像を求めないのであれば、TRIO LS-202とSONY SS-G4でも十分に良い音色が聴ける。

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