アンプ/CDプレーヤー | ピュアオーディオスピーカー試聴レビュー

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VICTOR XL-Z711購入


若い頃は色付けの少ない音色を求めていたにもかかわらず、歳を取ったからか太く色付けの濃い音色を欲し始めた。
そして、先日購入したKENWOOD DP-7010とKENWOOD DP-8010に引き続いて、今度はVICTOR XL-Z711を購入。
VICTOR XL-Z711は、ビクターのお家芸K2インターフェースを搭載した名機。

VICTOR XL-Z711の音質は以下のとおり。
程良く艶が乗り、潤いが有り、音が太く暖色の美音。
一方で、どこか着色を意識させない素朴さ、自然さがある。
低域に重みと量感が有り、重心が低くどっしりとしていて地に足が着いた落ち着きを感じる音色。
ボーカル帯が極めて緻密かつ非常に濃厚で、音像が前に出てくる。
前後の奥行き感も良好で、背後の細かい音素が潰れない解像力を持っている。
高域は繊細で透明感が有り伸びやか、特に響きの再現性に優れる。
DACが16ビット+2ビット(ディスクリート)の29年前に発売されたCDプレーヤーからこんな次元の違う高品位な音色が出てくることに驚くばかり。
音色が大きく異なるけれど、KENWOOD DP-8010とは格が違うと言える。

ちなみに、MARANTZ SA-15S2をDACにしてデジタルアウトで接続してもアナログ出力の際とほとんど音色が変わらなかった。

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KENWOOD DP-8010購入


KENWOOD DP-7010の音色が好みに合致したので、上級モデルのKENWOOD DP-8010も購入した。

KENWOOD DP-8010とDP-7010の比較レビューは以下のとおり。
KENWOOD DP-7010に比べると音素が硬くなり透明感と解像度が向上する一方で、音色の温度感が下がった為、クールな印象を受ける。
特に低域の力感や解像度は段違い。
KENWOOD DP-7010よりもメリハリを抑えた正確な音色だが、KENWOOD DP-7010の着色されたvividな音色の持つ聴いていて楽しい感じは減退する。
いずれもバーブラウンのPCM58P使用だけど、違いは大きい。
細かい音も潰れないし、粗さが取れて緻密で濃度も高く響きも綺麗で、前後の奥行き感や左右への音の拡がりも良好。
自分が知っている色付けの濃い古いマルチビットのDACの音では無い。
おかげで、かつて所持したSONY CDP-333ESJを聴いて得た古いCDプレーヤーに対する見識を改めることになった。

当時は色付けの少ない音色が受けなかった様で、同様にクリアな音色を持つ後継機DP-8020を最後にKENWOODのDP-8000番台は幕を下ろす。
なお、このモデルは音飛びしやすいので調整が必須。

それからMARANTZ SA-15S2をDACにして接続するとKENWOOD DP-7010の時よりも帯域のバランスが良く違和感が少なくなる。
この場合もトランスポート側のKENWOOD DP-8010の音色が支配的。

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KENWOOD DP-7010購入


サブシステムにTRIO LS-202とSONY SS-G3を導入して、自分のオーディオはすっかり安定してしまったけれども、もう少し太くかつ濃い音が聴きたくなって、古いCDプレーヤーを購入した。

購入したKENWOOD DP-7010は1988年秋頃に発売されたCDプレーヤー。
KENWOODの誇る名機の1つ。
軽快で明るくスピード感を伴った暖色の音色。
線が太めで、低域に量感が有り力感も持つ。
高域にきつさが無く、エッジは丸みを帯びていて、音素の細部が潰れ気味。
音場表現は苦手だが、ボーカルが力強く前に出て、適度なメリハリがあるので、ロックやポップスに最適。
艶や色付けが濃い。
現在の音とは異なる古いマルチビットDACらしいvividな音色。
CDプレーヤーの絶頂期(1987〜1989年)に発売されただけあって、よく練られた楽しい音。

もやもや系のCDPは、SONY CDP-333ESJ、DENON DCD-1500AE、DVD-3930を所持したことがあったけど、KENWOOD DP-7010が最も好みに合う。

なお、MARANTZ SA-15S2をDACにして、デジタルアウトで繋ぐとキャラクターを維持したまま低域の力感が増し、左右方向への音素の拡がりが大きく改善し、僅かに繊細さが向上する。

完動・美品でも市場価格が極めて低いので、経年劣化における音質のばらつきを調べるべく2台買ってしまった。

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ROTEL RB-1080故障


SANSUI AU-D907Fに続きROTEL RB-1080も故障した。
症状としては、電源を投入するや否や「ブーン」と大音量で共振音がする。
あまりの音量にすぐに電源をOFFしてしまうが、切り分けの為に我慢して聞いていると共振の裏で微かに歪んだ音楽が聴こえる。
これはアースライン上の故障か最悪電源部だろうから自分で直してみようかと一瞬考えたけれど、TRIO KA-5100Gを追い込み過ぎて最終的に燃やしてしまったのを思い出して、メーカー修理に出すことにした。
事前に電話して切り分け内容と症状を伝えたら、「おたくの場合、パワートランジスタは大丈夫だろうから、確かなことは言えないけれど、最低料金の18,000円に収まると思いますよ。」とのことだった。
実際に修理に出すと帰りの送料込みで15,000円。



数十円程度の部品を2つ交換し、各種調整をしただけだけど、こんなもんだろう。
自分が所持しているフルレストア済みの古いアンプがいかに安かったが解る。

戻ってきたROTEL RB-1080は高域がしなやかになった気がした。
このROTEL RB-1080は自分にとって特別だから、もうしばらく使えると有難い。

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SANSUI AU-D907F故障


フルメンテナンス済みのSANSUI AU-D907Fを購入したが、購入後1年を経つ位から稀に片CHから一時的に音が出ない事象が発生するようになった。
以前購入したTRIO KA-5100G同様に片CHから音が出ない場合はリレーの故障が疑われるので、切り分けとしてボリュームを上げたり下げたりしてみるが回復するタイミングが合わない。
「これはリレーじゃないな。」と思い始めて、そのまま使用していると、スピーカーからボソボソと云う音がする事象が併発するようになった。
真空管アンプを使っている時に何度もこのボソボソと云う音を聞いていて、この場合は決まって真空管が壊れていたので、「前段のトランジスタが故障したのではないか。」と嫌な思いが頭を過ぎる。
トランジスタの故障かどうかを切り分ける方法を調べていると、「セレクターをAUXからAUX以外の例えばPHONOに切り替えてみろ。その場合でも再発するかどうかで切り分けていける。」とサンスイのアンプばかり直している人のホームページに書かれていたので、実践してみる。
すると切り替えたタイミングと同時に事象が回復した。

トランジスタで無いとするとどこが悪いのかと原因になりそうな箇所を思い起こしてみると、ほとんど使わないバランスVRがいつからか砂を噛んだようにジャリジャリすることに思い当たった。
そこで事象が発生している間にバランスVRをぐりぐり廻してみる。
完全一致ではないが、回復するタイミングが合う回数が多い。
さらに先程のホームページに「つまみにガリがある場合はただ単に回すんじゃなくて、気持ち押し込みながら回せ。」と書いてあったので、実践してみる。
すると既に数十回は右へ左へ回してもジャリジャリしていたバランスVRが10回程度しか回していないのにツルツル滑る様に回るではないか。
どうやら、ごみが外周に追いやられた様である。
あれから半年以上経つが音切れもボソボソも再発していない。
先人の知恵に感謝します。

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