セカンドシステムのスピーカー | ピュアオーディオスピーカー試聴レビュー

CATEGORIES


<< Brenna Whitaker/Brenna Whitaker【ブレナ・ウィテカー】 | main | 音の雑味 >>
セカンドシステムのスピーカー
TRIO LS-202を聴いて、マルチウェイのスピーカーを自作するのを諦めた。
数回エンクロージャーを作り直した位では、このスピーカーを超えるモノを生み出せそうに無いから。
一言で云うとこのスピーカーは諦めていない。
何かを得る為には何かを失うのが常だけれども、失うモノを最小限に抑え込んだ感がある。
剛性は高いけれど高過ぎることが無く、解像は甘いけれど甘過ぎる訳でも無い。
あらゆる点が二流なのに、低域の質感の良さと極めて優れたトータルバランスで一流の末席を担うみたいな。
あくまでも25cmウーファー搭載モデルの範疇に限るけれども。
大変気に入り2セット入手したので、1セットをフルメンテナンスして、もう1セットでTRIO LS-202改を作成してみたい。

| オーディオ雑感 | comments(5) | trackbacks(0) |
コメント
こんにちは。
LS-202で調べていて辿り着きました。

的を得た評価に思わず、そうですよね!といいたくて書き込みです。

仰っている通り、202は解像度やSN、レンジなど要素は二流ですが、トータルバランスと繋がりは超一流だと思います。

特に70年代においてあれだけユニットの付帯音を意識させずに、奥に定位する音は奥に定位させる音の出し方をしていたことは称賛に値すると思います。

今は自宅が狭いので202は手元に置けていないので、2セット購入とは羨ましいです。
お互い楽しみましょう!
| LSR |
LSRさん
はじめまして。

私がTRIO LS-202を購入した理由の半分はあなたの影響に拠る所が大きいです。
かつてLSRさんがTRIO LS-1800(日本名:TRIO LS-1000)を購入した際のやり取りをどこかの掲示板でほぼリアルタイムで見ていて、TRIO LS-1800購入後もTRIO LS-202を褒め称えていたのをずっと覚えていたからです。

当時はビンテージのスピーカーを購入しようとは微塵も思っていなかったので、そう考えると不思議なご縁ですね。

手持ちのTRIO LS-202やSONY SS-G3の音を聴くと、PARC Audio の代表がもはや現代では往年の優れたパルプコーンのスピーカーユニットを再現することが叶わないと言っていることに真実味を覚えます。
恐らくは量産化出来ないと云う意味でしょうけれども。

スペースの許す限り、たぶん私はこの古いスピーカーをずっと使い続けると思います。
保守物品として1セット余分に買ってしまいましたし(笑)
| audioman |
返信ありがとうございます。

まさか当方の影響もあったとは、、、恐縮ですが嬉しいです。おそらく当時書き込んでいた掲示板はオーディオ回顧録の掲示板だったかと思いますが、あれから8年ですが。本当に不思議なご縁ですね。

あれからLS-1800を改造し、メインスピーカーをまさに、audioman様もお使いになっているSS-GシリーズのG7に交換し、G7もフル改造(ツィーターまで交換しました)しました。
その後引っ越ししてLS-1800をメインに戻し、こちらも今はミッドレンジツィーターともにユニット交換してしまいました(笑)

そこまでやりきってなお、今でもLS-202を聴くとそのバランスの良さと優れた質感に「これで十分だな」と思える良さがあります。
audioman様も書かれていますが、今のSNが良く、空間再現の透明性が高いスピーカーはどうしても音の実在感という部分で嘘臭い部分があると思っています。歪みは低くて素晴らしいんですけど、ね。

その点、LS-202も、SS-G7も、良くできた70年代後半のスピーカーはその実在感の点で素晴らしい音色です。加えてLS-202は音場感が優れており、これだけは全く改造する気が起きません。

それくらい、よく出来ています。
私ももうひと組ほしいですね〜〜〜。2組目があったら、キャビネットを再塗装して、箱を突板で仕上げて上品にしてあげたい、、、とずっと思っていますが、実現しそうもありません(笑

つい最近もLS-202のポストをBLOGに書いたところなので、よろしければ覗いてやってください^^

http://blog.livedoor.jp/johnny_trio_lsr/

ではでは
| LSR |
LSRさん

こんにちは。
ブログ拝見しました。
「70年代名機 TRIO LS-202 前編・後編」の記事を読んでTRIO LS-202が欲しくなる方もいらっしゃるでしょうね(笑)
LSRさんの書かれる文章には人の心を動かす何かを感じます。

私が試してみようと考えていたことは、まさにLSRさんが既に成されたことと変わりありません。
「触る所の無いTRIO LS-202のどこを触るの!?」って感じですが。
このスピーカー、不足はあっても不満が無いんですよね。

大金を投じる事無く、現代スピーカーが選んだアプローチと異なるアプローチで良い音を模索すると、自作以外では1970年代のビンテージスピーカーを改造するしかないと思っています。

現代の高級スピーカーを聴くと、SNが高くて高解像で、「このスピーカー凄いな!!」と云う感覚がまず先に来てしまい、音楽の楽しさとか演奏に込めた熱意みたいなものが二の次になってしまっているような気がして、そこに違和感を感じることが多々あります。
そしてそれは、LSRさんの言う「音の実在感」に通じるものだと感じます。

もう二度とメインストリームに返り咲くことの無い中型以上のスピーカーを大事にしたいですね。
| audioman |
audiofanさま

またまたコメントありがとうございます。
記事を読んでくださりありがとうございます。
記事を書くときはいつもアレコレ言いたくなって長くなりすぎて、何が言いたいのか分からなくなることが多いので、しょっちゅう読み返しては書き直していたりします(笑

確かに現代スピーカーと異なるアプローチで、70年代にあの音が出ていたことに痛快さを感じますよね。
クロスオーバーとユニットの素材揃えなど、多くの点で最近でたYAMAHAのNS-5000は70〜80年代のシステム設計を引き継いでいますが、これもいい音しそうです。なんだか昔からの日本のスピーカー代表のようで、応援したくなっちゃいます。

LS-202をネットワークまで含めて改造、ですが、
元があれだけいいだけに、どこまで良くできるか、、
センスが問われそうで怖いですね 笑
挑戦されるのはさすがだと思います。

しかし、WFを-12dB/octクロスオーバーで1000Hzまで使う設計で、あれだけヌケのいい中低域を実現しているんですから、間違いなくユニットの素性は素晴らしくいいと思います。
5KHzまで使っているのに、ハイに硬い癖が出ないミッドレンジもしかり、です。

またネットワークも、その後のKENWOODのネットワークと同じく基本はCは電解コンデンサを使用していますが、抵抗は酸化金属皮膜と思われる抵抗をパラって使用されています。おそらく耐入力確保と容量誤差を改善するためのやりかただったんでしょうが、かなり凝ったつくりになっていて驚いた記憶があります(もう7年以上前なのであいまいな記憶ですが)

さらにさらに(しつこい)内部配線はおそらく錫メッキがされた銅線を少ない本数撚ったもので、かなり硬めの音が出るケーブルだった気がします。これも昔、柔らかい音のする太い銅線のケーブルに変えたらイマイチすぎて、すぐに元に戻したことがありました。

あの素材を、今のフィルムコンデンサーや空芯コイルなどでリニューアルしていく場合、どういう組み合わせにすればいいのか、、、

個人的には、あえて中高域にも鉄心コイルやケミコンなどを残していくのも、Audiofan様のおっしゃる雑味=私のいう実在感を出すうえでポイントなのでは、と思っています。


悩ましいですが、楽しみですね。

改造されるときもし記事化されましたら、
記事を楽しみに読ませていただきたいです。
| LSR |
コメントする









この記事のトラックバックURL
http://audioreview.tvsd.net/trackback/1002325
トラックバック